遠野醸造「ペールエール」豊かな香りでドリンカブルなホップの里のペールエール
更新日:2020.05.29 / 投稿日:2020.05.27
遠野醸造「ペールエール」は、豊かなホップのバラエティ溢れる香りと、飲み飽きしない爽やかな飲み心地が特徴のペールエールスタイルのビールです。
- このビールの特徴
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- 遠野醸造人気No.1のビール
- 柑橘やトロピカルフルーツ、ハーブの豊かなホップの香り
- 非常に軽やかでドリンカブルな味わい
基本情報
価格 | 700円(税込) |
---|---|
内容量 | 330ml |
アルコール度数 | – |
IBU | – |
ビアスタイル | ペールエール |
国 | 日本(岩手県) |
醸造している遠野醸造とは?
遠野醸造は2017年に創業された岩手県・遠野のブルワリーです。
遠野の地は過去50年にわたり、日本随一のホップ産地として栄えていました。しかし、近年の少子高齢化の影響を受けたホップの生産者の減少に伴い、遠野のホップ生産量は激減していました。
そこで、長く続いてきたこの遠野のホップの歴史を絶やしてはいけないと、官民が一体となった遠野のビールを中心とした街づくり「Brewing Tono」が始動します。
そのBrewing Tonoの計画の一環として、遠野醸造は誕生しました。
クラウドファンディングに挑戦したところ、多くの人がビールの街の構想に賛同し、目標を大きく上回る資金調達を達成することとなりました。
そんな遠野醸造のビールの特徴はもちろん地元遠野産のホップ。
やわらかで落ち着いた国産ホップの香りは、私たち日本人にとても馴染みます。
「ホップの里から、ビールの里へ」をスローガンに掲げ、毎年8月頃にはホップの収穫体験や収穫祭などのイベントが遠野の地で開催されています。
ペールエールってどんなビアスタイル?
ペールエールは、18世紀にイギリスの代表的なビールとして飲まれていた上面発酵によって醸造されるエールビールの1種です。
ペールとは「淡い」という意味を指し、当時一般的だった黒ビールに比べて淡い色合いをしてい為、相対的にそう呼ばれるようになったそうです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
パッケージ
遠野醸造のロゴが大きく描かれたシンプルなデザインです。
大小の不揃いな丸が円形に集まったこのロゴマーク。ビールの泡にも見えますが、私には増殖をする酵母のように見えたりします。
みなさんの目にはこのロゴがどんなふうに写りますでしょうか?
遠野醸造「ペールエール」を飲んでみた感想
苦味 | ★★ |
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酸味 | ★ |
コク | ★★★ |
香り | ★★★ |
のどごし | ★★★★ |
外観はやや霞んだダークオレンジです。
泡立ちはしっかりとしていて、持続もありました。
香りはとても豊かです。
グレープフルーツやレモン、ライムの強いシトラスの香り。マンゴー、パイナップル、キャンディー、シロップ漬けの柑橘のような甘さ。松やハーブを感じるグリーンの香りもあります。
味わいはバランスが取れています。
口当たりはソフト。ふくよかな麦の風味と、ホップのフルーティーでジューシーな含み香を感じます。
この風味によって、わずかに感じる甘みと酸味が膨らみます。
苦味は控えめで、後味は非常にキレが良いです。
余韻は微かにホップの香りが残る程度で爽やかです。
非常にバランスの取れたペールエールでした。
特に後味のキレが印象的。セッションビールのように飲みやすく、いくらでも飲めるデイリー向けのペールエールといった感じですね。
軽やかなビールなので、合わせるお料理もナッツやピクルスなど軽めのものが良いかもしれませんね。
遠野醸造「ペールエール」はどこで買える?
公式オンラインショップで限定販売されることがあるので、SNSなどで情報をチェックしておくことをオススメします。