Stone Brewing(ストーン・ブルーイング)とは?クラフトビールブームの火付け役となったアメリカの大人気ブルワリー
更新日:2021.03.18 / 投稿日:2019.10.31
Stone Brewing(ストーン・ブルーイング)は、世界でも屈指の人気を誇るアメリカ西海岸の大人気クラフトブルワリーです。
ホップを大量に使った強烈な苦味と鮮烈な香りが特長のIPAスタイルのビールを得意とし、クラフトビールブームの火付け役となったブルワリーのうちの一つです。
Stone Brewingの概要
Stone Brewingはアメリカ・サンディエゴに1996年に誕生した守護神ガーゴイルのロゴで知られる熱い情熱を持ったクラフトブルワリーです。
名前は知らなかったけれど、このガーゴイルのロゴだけは見たことがあるという方もいるのではないでしょうか?
ビールを愛するホームブリュワーのスティーブ・ワグナーと、同じくビールマニアで企業家のグレッグ・コッチの2人によってストーンは創業されました。
カリフォルニア大学デービス校の「Sensory Evaluation of Beer」クラスで出会い、そこで意気投合したことによって彼らのビール造りが始まりました。
「IPA」というビールは今では大人気のビアスタイルですが、彼らがクラフトビールシーンに登場した1997年当時、IPAは全くと言っていいほど人々に認知されていませんでした。
苦味が強く、飲みづらい味わいという評価をされていたIPAですが、Stone BrewingのIPAはその考え方を大きく変化させるきっかけとなりました。
彼らはマーケットの求めるものではなく、自分たちが飲みたいビール造りをモットーに掲げ、ホップの強烈な苦味、モルトのパンチの効いた刺激的なビールを次々と作り出し、そのインパクトのあるビールによって多くの人々が虜にさせられました。
創業者の2人の共通の趣味であるビールを趣味で終わらせたくないという想いから始まったStone Brewingは、今やアメリカ西海岸のクラフトビールシーンを牽引するまでの大人気ブリュワーへと成長を遂げました。
今日に至っても信念を曲げずに自分たちの飲みたいビールを造り続けており、その人気はアメリカ国内だけにとどまらず、世界中の人々を熱狂させています。
Stone Brewingのおすすめビール 5選
Stone IPA
彼らのストーリーはこのビールから始まりました。
ストーンを飲むなら、まずは飲んでもらいたい1本です。
Stone RIPPER
ウエストコーストスタイルのホッピーなペールエールです。
IPAよりもスムースな飲みやすさが特徴です!
Stone Go To IPA
セッションタイプのIPAです。
シトラスやトロピカルフルーツの香りとモルトの甘い風味が絶妙なバランスで混ざり合います。
ストーンらしいホップの個性はそのままに、アルコール度数を抑えたグビグビ飲める軽い仕上がりとなっています!
Ruination IPA2.0 Sans Filter
IBU100という衝撃的な苦さ!
無濾過ならではのフルーティーな香りも楽しめます。
Enter Night PIlsner
超有名メタルバンド「メタリカ」とのコラボ作。
爽やかですが苦味が効いたストーン流のピルスナービールです。
Stone Brewingのビールはどこで買える?
店舗で購入するなら
Stone Brewing公式インポーターであるアンテナアメリカの店頭でお買い求めいただけます。
オンラインで購入するなら
アンテナアメリカのオンラインショップやAmazon・楽天などでお買い求めいただけます。
アンテナアメリカ – Stone (Arrogant Consortia)
編集部コメント
今回はアメリカクラフトビールを語るうえで絶対に外せないStone Brewingをご紹介しました。
このStone Brewingなしではクラフトビールはここまで発展しなかったかもしれません。
それほどまでに彼らのIPAはクラフトビール業界に大きな影響を与えました。
ホップの強烈な苦みと鮮烈な香り。ぜひStone Brewingのビールを飲んでその衝撃を味わってみてください!