志賀高原ビール「一切皆苦」ホッピーでモルティーだけど絶妙に軽やかな15周年記念IPA
投稿日:2020.01.03
商品概要紹介
志賀高原ビール「一切皆苦」は、志賀高原ビール15周年記念に限定リリースされたIPAスタイルのビールです。
志賀高原ビールが目指す「最良の食中酒」の、現時点での集大成としてこのビールは造られました。
- 基本データ
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値段:471円(税込)
内容量:330ml
アルコール:6.5%
IBU:52
ビアスタイル:IPA
国:日本(長野県)
醸造している志賀高原ビールとは?
志賀高原ビールは、長野県山ノ内町の酒蔵「玉村本店」の製造するクラフトビールブランドです。
「自分たちが飲みたいビール」をコンセプトに掲げ、志賀高原の自然の中で個性豊かなビール造りを行なっています。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
IPA(インディア・ペールエール)ってどんなビアスタイル?
インディア・ペールエールは、ホップを大量に使用することで生まれるインパクトのある苦味と香りが最大の特徴のビアスタイルです。
18世紀にイギリスからインドへビールを輸送する際、ビールが腐敗することを防ぐために大量のホップを入れたことがIPAが生まれた背景と言われています。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
志賀高原ビール「一切皆苦」のコンセプト・パッケージについて
コンセプト
「一切皆苦」は、「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」とならんで、四法印という、仏教の根本的な理念のうちのひとつ。
出典:http://tamamura-honten.co.jp/?pid=143175127
人生は思い通りにならない、ということ。
あんまりポジティブに聞こえないかもしれないけど、「人生は思い通りにならない」って思っていれば、うまくいかないことや、嫌なこと、つらいことも意外に受け止められます。
ホップも、その苦みを受け入れて、はじめて香りの魅力を満喫できる!
ははは。
パッケージ
志賀高原ビールの限定ビールのシンプルなデザインとなっています。
ラベルの中心にロゴマークがドン!上に商品名がバン!といった具合で潔いですね。
志賀高原ビールの限定ビールはユニークな名前のものが多く、ネーミングだけではどんなビールなのかわからない場合が多いです。
でも、ラベルの下部にはしっかりとそのビールの特長が記載されていますのでご安心を。
志賀高原ビール「一切皆苦」を飲んでみた感想
苦味 | ★★★★ |
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酸味 | ★★ |
コク | ★★★★ |
香り | ★★★★ |
のどごし | ★★★ |
- 編集部感想
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外観は酵母の濁りのある深い銅色です。泡の立ち具合と持続は控えめでした。
香りには豊かなホップの華やかさと、モルトのふくよかさが感じられます。
松や樹脂、グレープフルーツやオレンジなどホップの爽やかな香り、モルトの厚みのある風味が混ざり合います。
温度が上がると、マンゴーやパイナップルなどのトロピカル感が出てきました。味わいはしっかりしていますが、くどくなく飲みやすいです。
強めの苦味をまず始めに感じますが、爽やかに消えていきます。
苦味が主体の味わいではありますが、モルトの甘味と酸味がしっかりとバランスを取っています。ハーブのようなホップの爽やかな香りがふわっと鼻から抜け、わずかなアルコール感とともに余韻に続きます。その反面味わいの引きはとても良いです。非常にバランスのとれた味わい深いIPAでした。
はっきりとした苦味とモルトの甘い風味があるのですが、不思議と重さを感じずとても良い飲み心地です。
15周年記念の特別なビールですので、もし機会があれば絶対に飲んで欲しい一本です!