Pizza Port「スワミズIPA」ピザ屋が製造するアメリカンな正統派IPA！

投稿日：2019.10.26

商品概要紹介

Pizza Port「スワミズIPA」は、同ブルワリーの看板商品であるガツンと苦味の効いたアメリカンIPAです。

ピザポートはアメリカ・サンディエゴのピザ屋発のクラフトブルワリーです。

1987年、創業者のマルサリア姉弟は、サンディエゴの北側に位置するソラナビーチにある経営難のピザ屋を買い取りました。
そこで彼らはサンディエゴで一番のピザとチキンウィングのお店になるべく、レストランの営業をスタート。

その開業当初から弟のジンスは、レストランの一角でホームブリューイングを趣味として行っていました。
それを見かねた友人らの勧めもあり、ジンスは姉のジーナと共にクラフトブルワリーとしての活動をはじめることに決めたのです。

1992年にレストランでのクラフトビール提供が始まると、あっという間にその人気はサンディエゴ中に広がりました。

人気の広がりと共にブルーパブはわずか数年で5店舗にまで増え、クラフトビールの品評会では数々のメダルを獲得。
サンディエゴだけでなく全米から注目されるクラフトブルワリーへと成長を遂げました。

現在では缶のパッケージングができるほどの大きな醸造施設を構えており、より多くの地域へ彼らのビールを届けることができるようになりました。

「おいしい食べ物とおいしいビールがあれば元気になる」という原点を忘れずにビール作りを続けているブルワリーです。

インディア・ペールエールは、ホップを大量に使用することで生まれるインパクトのある苦味と香りが最大の特徴のビアスタイルです。

18世紀にイギリスからインドへビールを輸送する際、ビールが腐敗することを防ぐために大量のホップを入れたことがIPAが生まれた背景と言われています。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

1992年にピッツァポートが醸造設備を導入して以来人気を博している看板ビール。
出典：https://www.antenna-america.com/item/PizzaPort/B024-030/

インドの蛇使いのような男が笛を吹いて、蛇口からビールを出しているなんともユニークなイラストが描かれています。

背景は波がうねる砂浜となっていて、ピザポートの始まりの地であるソラナビーチをイメージしているのでしょうか。

商品名である「スワミズ」とはヒンズー語で学者や賢者、または心臓などを意味するそうです。

それほどこのビールがピザポートにとって大事なものであるという思いが込められているのかもしれませんね。

編集部感想

少しかすんだ濃いめのゴールデンの色調をしています。IPAらしい重厚感漂う見た目ですね。

香りはまさにウエストコーストIPA。
グレープフルーツや松、モルトの厚みが感じられます。柑橘の皮のような苦味のニュアンスと、松ヤニやハーブのグラッシーさがたまりません。

味わいにはしっかりとしたコクがあります。
ひと口目から強めの苦味とモルトの甘味をしっかりと感じます。ホップの苦味は最初から最後まで感じますが、前半はがっつり、後半はハーバルな風味があってメリハリがあります。じんわりとし酸味もあり、豊かなボディが感じられます。

ピザ屋のビールにふさわしいしっかりとしたIPAです。
厚めのボディなので濃いめのアメリカンな料理、それこそサラミやチョリソーがたっぷり乗ったピザと絶対に合うはず！
アメリカンな食卓のお供にぜひ一緒にどうぞ。

Amazonなどのオンラインショップでお買い求めいただけます。

【アメリカクラフトビール】ピッツァポートスワミズ IPA 473ml x 6pack

Pizza Port（ピッツアポート）

この記事を書いた人: CRAFT BEER TIMES 編集部; @craftbeertimes7; クラフトビール情報をお届けするWEBメディア「CRAFT BEER TIMES」の編集部