「ピルスナー・ウルケル」すべてのピルスナーはこの1本から始まった
投稿日:2019.10.10
商品概要紹介
ピルスナー・ウルケルは1842年にチェコのピルゼンで誕生した、ピルスナースタイルのビールです。
現在世界で飲まれているピルスナービールの元祖であるビールです。
- 基本データ
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値段:オープン価格
内容量:330ml
アルコール:4.4%
IBU:-
ビアスタイル:ピルスナー
国:チェコ
醸造しているピルスナー・ウルケル醸造所とは?
世界で一番のビール消費量を誇るチェコ。
なんとその量は1人当たり年間149リットル!
1日換算すると2リットルのビールを毎日飲んでいることになります。
恐るべしチェコ…
そんなチェコで長年愛され、世界各国で消費されているピルスナービールの元祖となるのがこのピルスナー・ウルケルです。
ピルスナーの誕生は、チェコの熱いビールへの想いから生まれました。
1800年代、ドイツを中心に下面発酵酵母を使ったラガービールが流行しました。
チェコの醸造家たちは今後はラガービールが来る!と考え、ドイツ人の醸造師を招いてラガービール作りに励みました。
その結果ピルゼンの軟水と下面発酵酵母が合わさることによって、ドイツのラガービールとは異なるビールが誕生しました。
黄金色に輝く液体と、炭酸の効いた爽快な喉越しのある味わい。
全く新しいラガービールとしてこのビールはピルスナーと名付けられるようになり、その後世界を席巻していくことになるのです。
そんな伝説の始まりであるピルスナー・ウルケル醸造所は、チェコの首都プラハから車で1時間程度のピルゼンにあります。
ピルスナービールの生誕地であることから、醸造所は世界中から旅行客が訪れるチェコでも屈指の観光名所です。
ここでしか飲めない貯蔵樽から注がれる無濾過のピルスナー・ウルケルを飲むことができます。
レストランも併設されており、現地ならではの新鮮なビールとチェコの名物料理のペアリングが非常に人気です。
ピルスナーってどんなビアスタイル?
実は日本で飲まれるビールの9割以上がピルスナーと言われるほど、私たちにとって身近で王道のビアスタイル。
チェコのピルゼン発祥で、淡い黄金色の見た目ときめ細かい泡、ホップの苦味と爽やかなのどごしが特徴のビールです。
アルコール度数は3.0~5.0度と低めなので、お酒に弱い人も美味しく飲めるスタイルです。
ピルスナー・ウルケルのコンセプト・パッケージについて
コンセプト
チェコのピルゼンで誕生した、ピルスナービールの元祖
出典:https://sp.asahibeer.co.jp/products/beer/urquell/
パッケージ
伝統を感じさせながらもカジュアルなボトルデザインとなっています。
2016年ごろにデザインがリニューアルされ、現在のものになっています。
ところどころにこのビールが誕生した年の「1842」や、「ORIGINAL PILSNER」の文字があり、ピルスナーの元祖であることが強調されていますね。
ラベルの正面にある赤いマークには、ピルスナー・ウルケル醸造所の入り口となる門が描かれています。
瓶口近くにあるマークはピルゼンの紋章です。
全部で5つのイラストが合わさったものですが、それぞれがピルゼンの歴史の中の出来事を表してるそうです。
ちなみに、「ウルケル」とはドイツ語で「起源、元の」などを意味します。
ピルスナー・ウルケルを飲んでみた感想
苦味 | ★★★ |
---|---|
酸味 | ★★ |
コク | ★★★ |
香り | ★★★ |
のどごし | ★★★★ |
- 編集部感想
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いろいろな所で説明されているように、まさに黄金色の美しい外観をしています。泡はモコモコと立ち上がり、長い持続です。ピルスナーの中でも特に豊かな泡立ちだと感じました。さすがは元祖!
香りは穏やかながらリッチな印象です。
トーストやカラメルの香ばしさのような麦芽の風味。ホップのハーブのような苦味を感じる香り。エール系には少ないピルスナーならではの香りがふんだんに感じられました。味わいは旨味のある爽やかな飲み心地です。
モルトの香ばしさとほどよい甘み、酸味があります。苦味は強すぎず、すっきりとした印象です。後味にホップとモルトの風味を残しながら、甘さや苦味は残さないキレの良さ。全体を通して軽やかな味わいですが、モルトとホップの風味を非常に強く感じます。さすがは元祖ピルスナー!
飲みやすさと飲みごたえのバランスが絶妙で、日本の大手ビールとは似てるようで全く違うような感じがありました。
ぜひ現地に行って樽生で飲んでみたいですね。
日本でも数は少ないですが樽生設置店がありますので、気になる方はぜひ調べてみてください!
ピルスナー・ウルケルはどこで買える?
Amazon・楽天などのオンラインショップでご購入いただけます。