京都醸造「一期一会」ベルジャン×アメリカンの出会いに感謝!複雑だけど軽やかなセゾン

京都醸造「一期一会」ベルジャン×アメリカンの出会いに感謝!複雑だけど軽やかなセゾン

商品概要紹介

京都醸造「一期一会」は、ベルジャン酵母が生み出すフルーティーでスパイシーな香りとドライな味わいが特徴のセゾンスタイルのビールです。

基本データ

値段:500円(税抜)
内容量:330ml
アルコール:6.0%
IBU:31
ビアスタイル:セゾン
国:日本(京都)

醸造している京都醸造とは?

京都醸造は、ウェールズ出身のベン、アメリカ出身のクリス、カナダ出身のポールという異なる国籍を持った3人によって2015年に創業されました。

彼らのつくるビールのベースとなるのが、アメリカとベルギーのビールです。
様々な試行錯誤を繰り返しながら既存の枠に捕らわれない新しいスタイルを追求するアメリカンスタイル。
歴史と伝統を大切にしたこだわりと、独特で高度な醸造技術をもったベルジャンスタイル。
これらを掛け合わせたスタイルのビールを、彼らは最も得意としています。

また、興味のそそられる日本語で名付けられるユニークなビールの名前も京都醸造の魅力のひとつです。

京都醸造 公式サイト

セゾンってどんなビアスタイル?

セゾンとはフランス語で「季節」を意味であり、ベルギーの南部の農家が夏の繁忙期に水代わりに飲むビールとして親しまれてきました。

セゾンに明確な定義はないのですが、さらりとした飲みやすい味わいが特徴的なビアスタイルです。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

コンセプト

誰もがしている「一期一会」。出会いの大切さの意味もあるけど、特に茶道においては「すべての機会は一生に一度しかないので、ベストを尽くせ」という意味もあるそうだ。これは弊社のビール作りに対する考え方とよく合致すると思って、醸造のすべての段階にベストを尽くすようにしている。

このビールはベルギーに由来する「セゾン」というスタイルをイメージに作ったもので、ベルギー酵母とアメリカ・ニュージーランド産ホップのアロマの組み合わせに重視したもの。セゾンというのは、昔のベルギーの農場で労働者の喉を潤すために作ったのは始まりだそうだ。弊社には農場も労働者もいないけど、「一期一会」の複雑な香りとドライな口当たりは定番シリーズにピッタリだと思う。

出典:https://kyotobrewing.com/collections/bottle/products/ichigo-ichie-bottle

パッケージ

京都醸造の六角形のロゴマークが特徴的なデザインのシンプルなパッケージです。

ロゴマークの並びはどこが分子構造を思わせるような幾何学的な配置で、商品ごとに配置は異なります。
これはきっと何かを表しているはずなのですが…気になります!

京都醸造「一期一会」を飲んでみた感想

苦味★★★
酸味★★
コク★★★
香り★★★★
のどごし★★★
編集部感想

わずかに霞んだ黄金色の外観をしています。
泡立ちは中程度で、持続がなかなかありました。

香りは軽やかでスパイシーです。
オレンジやグレープフルーツを思わせる柑橘類の香り、コリアンダーや白胡椒のようなスパイシーな香りが特徴的です。りんごやプラムなどのフルーツ、モルトの甘さ、白い花の様なニュアンスも感じられます。

味わいはとてもフレッシュで軽快です。
はじめにジューシーさのある穏やかな酸味が感じられます。続いてモルトの香ばしい風味が鼻から抜けていきます。モルトの風味が豊かですが、甘味はなくドライです。後半から余韻にかけてハーブ様の苦味が残るり、舌の上にじわりと続きます。

とてもフレッシュですが、様々な要素が感じられるセゾンでした!
特にベルギービール特有の個性あふれる香りには驚かされます。この香りのおかげで、ドライな味わいのビールがとても複雑に感じられました。
さっぱりとしたビールなので、前菜やサラダ、冷たい料理と相性が良さそうです。柑橘系やハーブのフレーバーがペアリングの鍵になるかも?

ぜひみなさんもお試しください。ベルジャンスタイルビール入門にもおすすめ!

京都醸造「一期一会」はどこで買える?

京都醸造の公式オンラインショップでご購入いただけます。

「一期一会」の購入はこちらから

CRAFT BEER TIMES 編集部
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