黄桜 ONE FOR ALL ALL FOR ONE ラグビーW杯に色を添えた限定醸造ビール
更新日:2020.04.28 / 投稿日:2019.11.21
ONE FOR ALL ALL FOR ONEは日本酒で有名な京都の黄桜が、2019年に行われたラグビーW杯を盛り上げるために作られた限定醸造のビールです。
- このビールの特徴
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- ラグビーW杯にちなんで限定醸造されたビール
- 焦げ感のある香ばしさとフルーティな香り
- 強い苦み
基本情報
価格 | 330円(税込) |
---|---|
内容量 | 350ml |
アルコール度数 | 5.0% |
IBU | 55 |
ビアスタイル | アンバーエール |
国 | 日本(京都) |
醸造している黄桜とは?
京都府京都市伏見区に大正14年に創業、大手日本酒製造会社。
【黄桜】を筆頭に様々な清酒を製造販売していますが、いち早く地ビール産業に参入し、京都の名水を使用した地ビールの醸造を開始しました。
伝統の日本酒文化を継承しつつ「品質本位の酒造り」をモットーに、酒それぞれの個性を主張する商品の開発に心がけています。
アンバーエールってどんなビアスタイル?
アンバーエールは、アメリカで生まれたペールエールの派生スタイルのうちの1つです。
ロースト麦芽からくる芳醇な香りと味わい、赤みがかった茶色の外観、ホップによる豊かな香りや苦味が特徴です。
ペールエールよりもモルトの特徴が強調されています。焙煎麦芽の香ばしさやカラメルのような香りと甘味が、ホップの苦味と手を取り合うようなバランスの良いエールビールです。
類似スタイルにはイギリスのブラウンエールがあります。
コンセプト
しっかりした苦味とコクが特徴のアンバーエール
出典:http://kizakura.co.jp/ja/prod_data/info.php?type=items3&id=IC000141&PHPSESSID=a952ded492cbbd662d8255b722e7c284
パッケージ
先のラグビーワールドカップに関連しての商品なので中央に大きく描かれているスクラムを組んでいる様子がとても印象的です。
全体に黒の主張が強いパッケージデザインで、店頭に並んでいた際は目を引かれた方も多いのではないでしょうか?
選手の力強さ、アンバーエールのロースト感が一目で結びつく優れたデザインだと感じました。
黄桜「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」を飲んでみた感想
苦味 | ★★★ |
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酸味 | ★ |
コク | ★★ |
香り | ★★ |
のどごし | ★ |
まず、グラスに注ぐと褐色が美しいビールで見た目からとても好印象です!
香りの方は、カラメル麦芽の特徴であるローストした香ばしさを一番強く感じました。
モザイクホップが贅沢に使用されているので、モザイクホップ由来のトロピカルフルーツのような濃厚な甘い香りも同時に楽しめます。
ローストの香ばしい香り一辺倒ではなくて、香ばしさとフルーティーさの調和が良く取れています。
飲んでみると、モザイクホップの特徴である苦味も強く感じたので、苦味の強いペールエールを思い起こしました。
そこにカラメル麦芽の、香ばしい苦味も感じます。
その苦味が強めなので、炒った香ばしい苦味というよりは焦げから来るじわじわと強く残る苦味…というような印象を受けました。
じわじわっと残る強い苦味はとても強烈な印象で、飲み込んでもいつまでも口の中に残るほどです。
また、後味にはホップ由来のジューシーさを感じました。
アンバーエールというよりはペールエール、IPAを飲んだ時のような後味だなという印象を受けました。
黄桜さんの同商品の情報ページに以下のようにありました
“ラグビー用語の「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」。一つの目的、トライのために全員が役割をしっかり果たすのが重要という意味合いです。”
ラグビーとビールは一見繋がりがないように思えますが、麦・水・酵母・ホップ、さらには製造に携わる人々が調和して出来上がるビールは、ラクビーのように1つの目的のためにそれぞれが役割を果たすチームプレイで造られたものと言えますよね。
このビールを飲んでそんなことを思いました。
黄桜「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」はどこで買える?
Amazon・楽天などのオンラインショップでもご購入いただけます。
限定醸造なのでお買い求めはお早めに。