反射炉ビヤ「太郎左衛門」スムーズで芳醇!本格的な英国式ビター
投稿日:2020.05.09
反射炉ビヤ「太郎左衛門」は、落ち着いた香りと味わいが楽しめる飲みやすさ抜群のイングリッシュペールエールスタイルのビールです。
- このビールの特徴
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- ガス圧の低い飲みやすい口当たり
- モルトやハーブの落ち着いた香り
- 深みがありながらスルッと喉を通る味わい
基本情報
価格 | 600円(税込) |
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内容量 | 330ml |
アルコール度数 | 5.0% |
IBU | 20 |
ビアスタイル | ペールエール |
国 | 日本(静岡) |
醸造している反射炉ビヤとは?
反射炉ビヤは、静岡県・伊豆韮山にあるブルワリーです。
醸造所の名前にある「反射炉」とは純度の高い鉄を精製するための溶鉱炉で、伊豆韮山の反射炉は江戸時代末期に国防のための大砲製造に使われていました。この反射炉は2015年には世界遺産に登録されています。
反射炉ビヤの前身である「蔵屋鳴沢」は、明治時代から韮山反射炉の目の前で日本酒蔵と茶店を営んでいました。
1994年の地ビール解禁に合わせて、韮山に訪れる旅客をもてなすためにビール事業に参入されました。
反射炉ビヤのつくるビールは、バラエティの豊かさと品質の高さはもちろんユニークなネーミングも評価されています。
ビールのコンセプトがしっかりとしており、そのネーミングにふさわしいビアスタイルが採用されている点は反射炉ビヤの大きな魅力のうちのひとつです。
ペールエールってどんなビアスタイル?
ペールエールは、18世紀にイギリスの代表的なビールとして飲まれていた上面発酵によって醸造されるエールビールの1種です。
ペールとは「淡い」という意味を指し、当時一般的だった黒ビールに比べて淡い色合いをしてい為、相対的にそう呼ばれるようになったそうです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
コンセプト
英国産マリスオッターとクリスタルモルトを使用した正統派のイングリッシュペールエール。スムースな苦味と余韻の香りが特徴的な、英国パブでもっとも飲まれている定番ビールです。
韮山反射炉の建造を立案した伊豆の代官であり、日本で初めてパンを焼いたパンの祖とも呼ばれているように、多様な取り組みを行った伊豆の偉人、江川太郎左衛門の名にちなんで反射炉ビヤのフラッグシップビールです。奥深い味わいには、草や土の香りが融合しており、太郎左衛門の深みのある人物像が重なり合っています。
出典:https://kuraya-narusawa.co.jp/brewing/beer/太郎左衛門/
パッケージ
独特な和テイストのタッチが独特のデザインです。
ビールの由来となった韮山の代官、太郎左衛門と反射炉が描かれています。
振り向きながら笑みを浮かべる太郎左衛門の表情と、赤みがかったオレンジ色に染まる反射炉がイイ味を出していますね。
反射炉ビヤ「太郎左衛門」を飲んでみた感想
苦味 | ★★ |
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酸味 | ★★ |
コク | ★★★ |
香り | ★★★ |
のどごし | ★★★★★ |
外観は深い琥珀色。少しかすみがかっています。
泡立ちは良くきめ細かさがありますが、持続は短いです。
香りの主張は穏やかです。
モルトの甘く香ばしい風味が主体で、カラメルや紅茶のような香りを感じます。熟したあんずやりんご、マスカットなどのフルーツ香もわずかにあります。
味わいにも落ち着きを感じます。
ガス圧の少ないまろやかな口当たりで、非常に飲みやすいです。
モルトの甘味がしっかりと感じられ、わずかな酸味と苦味が甘さを引き立てます。
後味には穏やかなモルトの風味が続き、長くは続かずにふっと消えていきます。
とてもドリンカブルなビターでした。
ハッとするような華やかさはありませんが、とにかくずっと飲んでいられるような安定感があります。1パイントは余裕で飲み干せます!
ゆったり落ち着いてビールを飲みたい時におすすめの一本です。
反射炉ビヤ「太郎左衛門」はどこで買える?
楽天などのオンラインショップでご購入いただけます。