「Far Yeast Peach Brut」辛口ラガー、香り豊かなピーチを添えて

商品概要紹介

「Far Yeast Peach Brut」は、エールとラガーの特徴を合わせもったハイブリッドタイプのビールです。また山梨県産の桃を使用し、Burt＝辛口に仕上げられたビールです。

基本データ

値段：1本あたり591円（税込）
内容量：330ml
アルコール：5.7%
IBU：20
ビアスタイル：ハイブリッド・ビール
国：日本（東京都）

醸造しているFar Yest Brewingとは？

2011年に東京に誕生したFar East Brewing。

「東京らしい上質さ、上品な香り」、「ナマの魅力、ライブ感」、「変貌し、進化していくビール」の３つのこだわりを掲げているブランドです。

アロマホップにはネルソンソーヴィンとニュージーランド・ザーツという二種類を採用し、上質でストレートな香りを特徴としていますが、変化を続ける東京らしく、醸造を重ねるたびにレシピを進化させていく方針。

醸造するたびに洗練され、変貌し続けていくのを楽しめるという、一味違った特徴も兼ね備えています。自社工場の「源流醸造所」は山梨県にあり、美味しい水にもこだわったブリュワリーです。

Far Yeast Brewing 公式サイト

ハイブリッド・ビールってどんなビアスタイル？

ハイブリッド・ビールとは材料や醸造法を混合させて造られたビールです。
エール（上面発酵）とラガー（下面発酵）の製法を混合して、高温（常温）発酵と低温熟成を掛け合わて醸造されています。

この醸造法によりエールのフルーティーで華やかな香りの特徴と、ラガーのスッキリとした味わいという、両方の特徴を兼ね備えたハイブリッドなスタイルへと仕上がります。

Far Yeast Brewing「Far Yeast Peach Brut」のパッケージについて

このビールのメイン原材料である桃が、ややぼんやりとそして優しいタッチで描かれています。

原材料として使用されている桃は、山梨県山梨市の「ピーチ専科ヤマシタ」さんの桃。

まさしくここの農家さんで採れた新鮮な桃がパッケージのモデルとなっているのでしょう。

山梨県出身の私にとって、山梨の桃が使用されているのは嬉しい！

ただ忘れてならないのはFar Yeastは東京。ですので東京の洗練されたおしゃれなデザインにも仕上がっているんですね。

Far Yeast Brewing「Far Yeast Peach Brut」を飲んでみた感想

苦味	★★★★
酸味	★★
コク	★★★★
香り	★★★★★
のどごし	★★★

編集部感想

蓋を開けるとフレッシュな青草を感じるホップの香りと、ピーチの甘い香りが混じったような香りを感じました。

ビールの色は濁りのある黄金色でちょっと白っぽい。グラスをのぞいてみると、グラスの下に沈殿物があります、無濾過でしょうか？酵母の沈殿など専門的なことを考えなければ、100％フレッシュジュースを想い起すような濃厚そうな印象を受ける濁り具合。ピーチだし甘いのかな。では飲んでみます。

おっと、辛い！

早速出鼻をくじかれたような衝撃でした。笑
飲んだ後に調べてわかったことですがこのビールの名前にもある「Brut」は「辛い」という意味。まさにその名通りの辛口ピーチです。

IPAのようなホッピーな苦味をまず感じ、そこからじわじわと甘すぎないピーチの風味がしてきます。香りの良さはエールらしい部分だな、と思いました。
ですが、香りほど味のピーチ感は強くありません。後味もすっきりとしているし、泡もシュワっとしています。そういうキレの良さはラガーの特徴が出ていますね。ハイブリッドスタイルとはこういうことなのかぁ、と新感覚です。
言うなれば「辛口ラガー、香り豊かなピーチを添えて」といったところでしょうか。

時間をかけて飲めば飲むほど、炭酸が弱まって桃のまったりとした甘みのあるコクが感じられます。山梨の桃を使っていれば桃の美味しさを隠すことはできないよなぁ、なんて思いました。山梨の桃、本当に美味しいので！

ペアリングには、この繊細な桃の風味を損なわない和食が合いそうです。実際に私はいんげんの胡麻和えと一緒に頂きましたが、難なく合いました。
例えば優しいお味の和食懐石の場にあると、食事の楽しみ方のバリエーションが増えていいかもしれません。

せっかく飲むビールなので、ワクワク感や楽しさを求めたい人にオススメです。
華やかなパッケージとおしゃれな味わいなので、女性の方にもぜひ飲んでいただきたいです。
もちろん、桃好きの方にも是非！

Far Yeast Brewing「Far Yeast Peach Brut」はどこで買える？

楽天などのオンラインショップでご購入いただけます。