CREW Republic「DRUNKEN SAILOR」ラガー大国ドイツから生まれた濃厚で爽快なアメリカンIPA!
投稿日:2020.05.29
CREW Republic「DRUNKEN SAILOR」は、厚みのあるモルトの風味とコク、ガツンとした豊かなホップの苦味が特徴のアメリカンIPAスタイルのビールです。
- このビールの特徴
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- オールドスクールなアメリカンIPA
- モルトとホップの濃厚な風味と味わい
- 強烈な味わいなのに後引かない飲みやすさ
基本情報
価格 | 600円(税抜) |
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内容量 | 330ml |
アルコール度数 | 6.4% |
IBU | 58 |
ビアスタイル | IPA |
国 | ドイツ |
醸造しているCREW Republicとは?
CREW Republicは、ドイツビール界に革命を起こしたドイツ南部・ミュンヘンのクラフトブルワリーです。
ドイツのミュンヘン地方のビールと言えば、ヴァイツェンやへレスなどの伝統的などが挙げられますが、創業メンバーのマリオとティムはミュンヘンのビールに飽き飽きしていました。彼らは前職でのアメリカ出張の際に飲んだクラフトビールに衝撃を受け、ドイツに帰国してからクラフトビールのホームブリューイングに目覚めます。
数か月に及ぶ試行錯誤とレシピ開発に明け暮れた末に、ついに最初のペールエールが誕生しました。そのビールの評判はまたたくまにミュンヘン中へと広がり、CREW Republicはドイツ発のクラフトブルワリーの先駆け的な存在となりました。
彼らのビールはホップの効いたアメリカンスタイルが多くラインナップされていますが、ドイツビールの大きな特徴である「モルトの存在感」も豊かに感じられます。単なる流行に倣っているだけではない、ジャーマンスタイルのクラフトビールがCREW Republicの魅力です。
IPA(インディア・ペールエール)ってどんなビアスタイル?
インディア・ペールエールは、ホップを大量に使用することで生まれるインパクトのある苦味と香りが最大の特徴のビアスタイルです。
18世紀にイギリスからインドへビールを輸送する際、ビールが腐敗することを防ぐために大量のホップを入れたことがIPAが生まれた背景と言われています。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
コンセプト
アンカーの重さを量り、帆を持ち上げる。大きな波、打ち寄せる風…
出典:https://crewrepublic.de/crew-brews/25-drunken-sailor.html
それは、インドの植民地にビールを運ぶように依頼されたイギリスの船員の生活であった。この船に積まれたビールに使われるホップの量は際限なく、高いアルコール度数のおかげで、危険な旅に耐えることができた。
「DRUNKEN SAILOR」は、冒険と力強い味わいを21世紀にもたらしてくれる…
パッケージ
クルーリパブリックの名前がおしゃれに大きく書かれた、レギュラービールの定番デザインです。
瓶の首部分には錨のマークがあります。
「酔っ払いの船乗り」というネーミングだけあり、船を象徴するマークが選ばれていますね。
CREW Republic「DRUNKEN SAILOR」を飲んでみた感想
苦味 | ★★★★ |
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酸味 | ★ |
コク | ★★★★ |
香り | ★★★★ |
のどごし | ★★ |
外観は透明度の高い薄いオレンジ色です。
泡立ちは良いですが、少々キメの粗さが目立ちます、持続は中程度でした。
香りはアメリカンIPAのお手本のようです。
モルトのリッチな風味をしっかりと感じます。
グレープフルーツのようなシトラスの爽やかさと、松ヤニの青々としたグリーンな香り。わずかなスパイシーさを感じました。
味わいは苦味をガツン感じます。
含み香に松の豊かな風味があります。ひと口目からモルトとホップの厚みを感じました。モルトの風味が豊かでしっかりとしたボディ。
苦味は強力ですが、舌にまとわりつくような感覚はなくすっきりしています。
余韻にはホップの爽やかな香りと、程よいアルコール感が続きます。
模範的なアメリカンIPAだと思いました!
苦味やモルトの風味を前面に感じますが、あと引かない爽やかさがドイツビールを彷彿とさせます。
昔ながらのアメリカンIPAっぽいけど、現代的なドリンカビリティのある仕上がりです。
ペアリングはガッツリ系の豪快な肉料理とぜひ!スペアリブなんかと合わせたいですね。
みなさんもぜひお試しを!硬派なIPA好きにはたまらない1本です!