COEDO「伽羅-kyara-」ガツンと飲みごたえのあるラガービール!
更新日:2020.05.05 / 投稿日:2019.07.19
「伽羅-kyara-」は埼玉県にあるCOEDOブルワリーが製造するIPL(インディア・ペール・ラガー)タイプのビールです。
ラガービールでありながら、ホップの華やかな香りと苦味が味わえるミディアムボディのビールです。
- このビールの特徴
-
- オレンジ色の外観
- 柑橘とハーブの爽やかな香り
- ホップの苦味とモルトのコク
基本情報
価格 | 1本あたり293円(税込) |
---|---|
内容量 | 350ml |
アルコール度数 | 5.5% |
IBU | 37 |
ビアスタイル | IPL |
国 | 日本(埼玉) |
醸造しているコエドブルワリーとは?
コエドブルワリーは1996年に埼玉県川越市に創設されて以来、
ビールの本場ドイツから設備を輸入したりブラウマイスターを招聘したりと、
職人による丁寧な醸造技術と真摯なビール作りを続けてきた醸造所。
そして約2年の開発期間を経て、2006年にCOEDOブランドを設立。
現在では世界のコンテストでも高い評価を受ける等、
職人達の勤勉で真摯な立ち振る舞いや日本的な繊細な感性が、
世界のビールファンにも受け入れられています。
IPL(インディア・ペールラガー)ってどんなビアスタイル?
インディア・ペールラガーとは、スッキリとキレのあるラガー酵母のビールに、ホップの香りと苦味をより際立たせたビールのスタイルのことを言います。
人気のあるIPA(インディア・ペールエール)と比較すると、IPAの方が豊かな香りと味わいを楽しむスタイルに対して、IPLは香りと苦味を楽しみつつも後味がスッキリとしているスタイルです。
コンセプト
赤みがかった深い黄褐色、伽羅(きゃら)色のビール。白葡萄やスパイシーな柑橘を感じさせるアロマホップが香り、鮮やかで綺麗な苦味とともに口の中に広がります。6種の麦芽の配合とやや高めのアルコール分が、味の膨らみと丸みあるミディアムボディを織り成しています。低温発酵ラガー酵母による、飲み応えがありながらもきれていく心地よい後味です。
出典:https://www.coedobrewery.com/jp/beers/
パッケージ
COEDOシリーズお馴染みのスタイリッシュで洗練されたパッケージです。
伽羅のイメージカラーは暗めの茶色です。
伽羅は心地よい香りを持つ香木(こうぼく)の一種で、その中でも最高級の品質のものとされています。
また、サンスクリット語で伽羅は「黒」を意味するようです。
伽羅が香木であることと黒の意味を持つことからこのイメージカラーが決められたのでしょうか。
また、ホップの香りが強いというのも香木に由来しているのかもしれませんね。
COEDO「伽羅-kyara-」を飲んでみた感想
苦味 | ★★★★ |
---|---|
酸味 | ★ |
コク | ★★★★ |
香り | ★★★★ |
のどごし | ★★★ |
グラスに注ぐと、液体は澄んだオレンジ色をしており、見た目からボディの強さを感じます。
香りはホップの柑橘系の香りを強く感じます。グレープフルーツやオレンジ、薬草などハーブの苦さも香りから感じます。
温度が上がるとモルトの風味が出てきます。カラメル香やあんずのような熟した果実のニュアンスが感じられました。
飲んでみると、やはり苦味が先行して感じられます。
ハーブ系のじわっとくる苦さで、舌の上には残らず喉の奥に余韻として続きます。モルトの風味とコクもありますが、若干苦味が優勢です。
味わいは全体的に濃く、アルコールを少し強く感じるためボディに厚みがあります。
ホップの苦味がしっかり効いたミディアムボディのビールでした。
濃い味付けの食事との相性が良さそうです。
個人的にはソース味のタコ焼きか鰻の蒲焼と一緒に飲んでみたいです!
COEDO「伽羅-kyara-」はどこで買える?
Amazon・楽天などのオンラインショップでご購入いただけます。