ヴェデット「エクストラホワイト」安定した優しい味がほしい時は
更新日:2020.05.05 / 投稿日:2019.07.01
ヴェデット「エキストラホワイト」はベルギー出身のビール、2008年に日本で発売開始と比較的新しいビールです。
ベルギービールは多くの日本ビールとは異なり、アルコール度数が高く、香りも特徴的です。
しかし「エキストラホワイト」は爽やかなで優しい口当たりと、ベルギービール初心者の方にはオススメの1本です。
基本情報
価格 | 1本あたり367円(税込) |
---|---|
内容量 | 330ml |
アルコール度数 | 4.7% |
IBU | – |
ビアスタイル | ベルジャンホワイト |
国 | ベルギー |
醸造しているデュベル・モルトガット醸造所とは?
1871年、ベルギーのステーンフッヒェル村の醸造家家族であったヤン-レオナルド・モルトガットが、妻のマリア・デ・ブロックと共に醸造所を設立、1900年前後、ヤン-レオナルドの2人の息子、アルベールとビクトールが事業に参加しました。
ちなみにデュベル「Duvel」とはこの地方で悪魔を意味するそうです。
近所の靴屋さんが試飲の会にて「このビールはまさに悪魔(Duvel)だ」と表現し、グループ会社名を「モルトガット」から「デュベル・モルトガット」に改名されるという歴史的な瞬間が生まれました。
ベルジャンホワイトってどんなビアスタイル?
ベルジャンホワイトとは、ベルジャンホワイトエールの略で、ベルギー発祥の上面発酵タイプの白ビールのことを言います。
原材料に大麦に加えて小麦を使用し、オレンジピール、コリアンダーで風味付けされているのが特徴です。
15世紀にベルギーブリュッセルの東に位置するヒューガルデンという小さな村で生まれた歴史あるビアスタイルで、現代のクラフトビール文化の中でも特に人気のあるビアスタイルの一つです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
コンセプト
もっとクールに
出典:https://www.vedett.jp
―都会のライフステージを駆け抜けるー
パッケージ
アルゼンチンっぽい国旗の配色な気がしました。
ビビットな色合いよりかは淡い、やわらかな色味で、ホワイトビールの印象によく合っています。
そしてラベルの後ろにはちょっとした遊び心が見られます。それは写真!
自分が投稿した写真がヴェデットのラベルになる可能性があるんですって。
投稿の仕方は非常に簡単。
投稿をしたい写真をWEBサイトからアップロードするだけです。
お気に入りの写真つきヴェデットがお店に並ぶなんて、ユニークな仕掛けですよね!
ヴェデット「エクストラホワイト」を飲んでみた感想
苦味 | ★ |
---|---|
酸味 | ★★★ |
コク | ★★★★★ |
香り | ★★★★ |
のどごし | ★★★ |
グラスに注いでみると、ビールの色は淡い黄金色。そしてうっすら濁ってます。
この濁りがホワイトビール特有の小麦のタンパク質や酵母の影響だと言われていますよね。
注いだ瞬間からキメ細かな泡がモコモコと立ち上がってきます。密度の濃い泡をグラスの中で作っているのが目に見て確認できるほど!
ホワイトビールはまず目で楽しめるビールですね!
「エクストラホワイト」という名前からして、「小麦感が強い」とか「若干濁ってる」などと想像してましたが、それほど小麦感も濁りも強くなくて、飲んだ感じもドライな軽い口当たり。
アルコールも4.7%と若干低いので、また二口目がすぐに欲しくなる感じもあります。
そして炭酸も強すぎなくて優しい!この点に関していえば、アルコールの強いお酒やビールの炭酸が苦手だという方には良さそうです。
香りはオレンジのシトラスな香りとコリアンダーのスパイシーな夏っぽい香りがします。
ボトルを読むと無濾過らしく、ホワイトビール特有の甘いパンの香りと酸味がするのは酵母が理由なのかな、なんて思いました。
飲み口は軽いのに、飲んでいくと後味にヨーグルトのようなコクが残る、なんとも面白いビールです。
個人的には、海鮮のうまみとサフランの香りがするパエリアとこの「エクストラホワイト」のコクを合わせてみたいです。
そして編集部一同の注目をかっさらっているのが、このヴェデットのシロクマ!
控えめだけど、なんか気になってしまう可愛い存在感…。
ヴェデットのビールには種類ごとにマスコットが決まっているみたいです。
(ちなみにヴェデットエクストラIPAはセイウチでした)
ヴェデット「エクストラホワイト」はどこで買える?
Amazon・楽天などのオンラインショップでご購入いただけます。