銀河高原ビール「小麦のビール」味の決め手は水にあり!!

銀河高原ビール「小麦のビール」味の決め手は水にあり!!

今回レビューする「小麦のビール」は南ドイツ伝統のヴァイツェンのレシピを元に日本でアレンジした商品で、「小麦麦芽」と「大麦麦芽」をブレンドして作られたビールです。

また、2017年アジアビアカップ(ヴァイスビア部門)金賞を受賞されています。

このビールの特徴
  1. 缶を開けた瞬間のフルーティーな香りに注目
  2. 無濾過によるまろやかな味わい
  3. スーパーなどで購入可能

基本情報

価格267円(税抜)
内容量350ml
アルコール度数5.5%
IBU
ビアスタイルヘーフェヴァイツェン
日本(岩手県)

醸造している銀河高原ビールとは?

銀河高原ビールは、1996年に岩手県沢内村で誕生しました。
豪雪地帯のため美味しい天然水が豊富で、気候はドイツのバイエルン地方に似ているそう。
岩手出身の国民的作家である宮澤賢治の著作にあやかり「銀河高原ビール」と命名されました。

銀河高原ビールの主商品は小麦を使用したドイツ発祥の「ヴァイツェン」ですが、10周年を迎えた2006年から、日本のビール史の先駆けとなったイギリス発祥の「ペールエール」の醸造も開始。
一貫してヨーロッパの伝統的なビール文化を尊重しているブリュワリーです。

銀河高原ビール 公式サイト

ヴァイツェンってどんなビアスタイル?

「ヴァイツェン」とは、ドイツ語で「小麦」を意味します。

南ドイツのバイエルン地方で昔から作られている伝統的なビールスタイルで、酵母がもたらすフルーティーでバナナのような香りが特徴です。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

コンセプト

フルーティな香りと
まろやかな口当たりの無濾過ビール

出典:https://gingakogenbeer.com/

パッケージ

「小麦のビール」は全体的に青というよりも群青色をベースに配色されたパッケージとなっています。

岩手県の豪雪地帯で醸造しているからでしょうか?冬を連想させられます。

そして銀河高原ビールと言えば、2匹のトナカイが描かれたパッケージ。

現在の銀河高原ビールの本社所在地ではかつてトナカイが実際に飼育され、ソリを牽かせるアトラクションが行われていたそうです。

銀河高原ビール「小麦のビール」を飲んでみた感想

苦味★★
酸味★★
コク★★★
香り★★★★
のどごし

缶を開けた瞬間にバナナのようなフルーティな香りがふわっと鼻にきました。

グラスに注ぐと泡が雲のようにモクモクと立ち上りました。
本当に雲のように白くふんわりとしています。

ビールの色は橙色の濁り系。濁る理由はビール酵母を濾過せずに仕上げているからなんですよね。酵母が生きている証拠です!

飲んでると、すっと軽やかに喉を通っていきました。
泡がクリーミーで舌触りもやわらかいです。

ビール醸造の上でかかせない「水」の質。
「小麦のビール」は天然水を使用して作られているので、水そのものが口当たりよくやわらかいんでしょうね。
それがビールにもしっかりと反映されていてとても飲みやすく、美味しいです。

全体の味としては、小麦を使用しているのでやっぱり飲みやすい!
苦味は比較的やや抑えめだと思いますので、苦いビールが苦手な人にもオススメです。

ヴァイツェンの良さがよくわかるビールなので、ヴァイツェンを試しに飲んでみたいという方にはこの「小麦のビール」は特にオススメですよ。

銀河高原ビール「小麦のビール」はどこで買える?

Amazon・楽天等のオンラインショップでご購入いただけます。

CRAFT BEER TIMES 編集部
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