富士桜高原麦酒とは?「何杯でも飽きずに飲めるビール」を目指す富士山の麓にあるブルワリー
投稿日:2020.07.04
富士桜高原麦酒は、ドイツビールの醸造技術を極めた山梨県にあるブルワリーです。
富士の豊かな自然を活かし、“何杯でも飽きずに飲めるビール”を目指したドイツスタイルのビールを製造しています。
富士桜高原麦酒の概要
富士桜高原麦酒の創業は1997年。
富士山の北麓1000メートルもの高い標高に醸造所と併設のレストランを構えます。
運営母体は富士市の観光やレジャー、不動産など幅広い事業を営む「富士観光開発会社」です。
1994年の地ビール解禁に合わせて、同社では地ビールレストラン「シルバンズ」の開業を決定します。
それに伴い地ビール事業もスタートすることとなり、3人の社員がビールの本場であるドイツへと醸造研修へと派遣されました。その研修員の一人が、現在ヘッドブルワーを勤める宮下天通氏です。
ドイツで100年以上の歴史を持つ多くの優れた醸造士を輩出した「デーメンス醸造専門学校」にて、研修員の3人はドイツビールの醸造技術を6週間にわたり学びました。
ビールづくりのテクニックだけではなく、肌で感じた本場のビールの味と文化は宮下氏に大きな影響を与えました。
日本へ帰国後に富士山高原麦酒のブランドを設立。1997年からビール醸造をスタートします。
富士の豊かな天然水とドイツ産のモルト、ホップを使用し、ドイツ仕込みの洗練された醸造技術を持ってして高品質なビールづくりに励みました。
特にドイツビールの特徴であるドリンカビリティ(飲みやすさ)は、現在の富士桜高原麦酒が目指しているビールの姿となっています。
その本格的なドイツスタイルのビールは世界からも認められ、国内外問わず数々のビール品評会で受賞するまでの人気ブルワリーへと成長しました。
現在のクラフトビールビームに入ってからは、伝統のドイツビールへの深い敬意を持ちながらも、ドイツビールとアメリカンホップのコラボレーションビールをリリースするなどの新たなビアスタイルの探求も積極的に進めています。
富士桜高原麦酒のおすすめビール 5選
ヴァイツェン
国産ヴァイツェンビールの決定版!
シルクのような豊かな泡とバナナを感じる香り、滑らかな口当たりがたまらない!
ピルス
コクとキレを追求したジャーマンスタイルピルスナー。
モルトの風味、苦味、喉ごしのバランスが取れたシンプルイズベストな1本です。
シュバルツヴァイツェン
香ばしさとフルーティーさが調和するシュバルツヴァイツェン。
焙煎モルトの香ばしさとヴァイツェンらしいバナナの香りが混ざりあう甘香ばしさが特徴です。
ラオホ
ブナのチップで燻製されたモルトで仕込まれた燻製ビール。
スモークの香りがかなり個性的でクセになる味わいです。
ぜひ燻製料理とご一緒に!
ドラゴンモザイク
ヴァイツェンに大量のアメリカンホップを使ったハイアルコールヴァイツェン。
これまでのヴァイツェンにはないホップの苦味や香りを楽しめる秋季限定ビールです。
富士桜高原麦酒のビールはどこで買える?
公式オンラインショップやAmazon・楽天などでお買い求めいただけます
富士桜高原麦酒のビールはどこで飲める?
富士桜高原麦酒直営のビアレストラン「シルバンズ」などで飲むことができます。
編集部コメント
富士桜高原麦酒のビールは日本でも屈指のクオリティです。
しっかりとしたモルトのコクと何杯でも飲みたくなるドリンカビリティの高さ…ドイツスタイルのビールが飲みたくなったらぜひ富士桜高原麦酒のビールを選んでみてください。
本場ドイツにも全く引けを取らない高品質なビールの味わいを楽しめるはずです!
また、限定ビールではアメリカンホップを多用した新しい味わいのヴァイツェンがたびたびリリースされていますで、そちらも要チェックです!