フリュー「ケルシュ」おかわり必須!フルーティーで穏やかな味わいの由緒正しきケルシュ
投稿日:2020.06.20
フリュー「ケルシュ」は、ドイツのケルン地方の伝統的なケルシュの味わいを継承した、フレッシュで軽やかな味わいのビールです。
- このビールの特徴
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- 何杯でもおかわりしたくなる飲みやすさ
- 穏やかでフレッシュな香り
- 程よい甘味と酸味の爽やかな飲み心地
基本情報
価格 | 396円(税抜) |
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内容量 | 330ml |
アルコール度数 | 4.8% |
IBU | – |
ビアスタイル | ケルシュ |
国 | ドイツ |
醸造しているフリューとは?
フリューは100年以上の歴史を持つドイツ・ケルン地方の老舗醸造所です。
ケルン地方伝統のビールであるケルシュの製造を長年続けており、ケルシュビールを代表する醸造所とされています。そのケルシュの品質の評判は名高く、ケルンを訪れる世界の観光客からも高い人気があります。
ケルンの象徴であるケルン大聖堂の近くに直営のビアホールを構えており、毎日多くの愛好家たちがフリューのケルシュを飲みに訪れています。
ケルシュってどんなビアスタイル?
ケルシュは、ドイツ西部のケルン地方で造られている上面発酵(エール)タイプのフルーティーなビールです。
エール酵母を使ったフルーティーな香りを持ちながら、低温での長期熟成を経たキレのある飲み口が特徴的で、ドイツでは広い地域で親しまれています。
ケルシュビールはそのブランドを守るために原産地呼称制度が採用されており、「ケルシュ協約」に加盟しているケルン地方の特定の醸造所しか名乗れません。
ドイツ国外のブルワリーが正式にケルシュビールを名乗ることはできませんが、ケルシュ製法のビールは人気は高く、日本やアメリカなどでもたくさん作られています。
地元ケルン地方では、ケルシュはシュタンゲという200mlのストレートグラスで提供されます。
グラスが空になると、ウエイターが自動的にお代わりを持ってきてくれますが、グラスに蓋をするまでお代わりは終わりません。
日本でいうところのわんこ蕎麦のような感覚でしょうか。一度は現地でケルシュを楽しんでみたいですね。
コンセプト
フリューケルシュの最大の魅力は、フルーティーで華やかな香りとホップの心地良い苦味が舌に残り余韻まで楽しめます。
出典:http://www.showa-direct.net/shopdetail/005001000001/ct42/page1/order/
ドイツ・ハラタウ産のホップとモルト酵母のみを使用し上面発酵(低温長期熟成)の方法で醸造されています。
また、地元の軟水(オウ・デ・コロン=「ケルンの水」)を使うことにより香りと苦みがより豊かになり、透明度の高いビールに仕上がります。外観は淡い黄金色の輝きとクリーミーな泡が特徴です。
パッケージ
赤と白を基調としたクラシックなボトルデザインです。
「フリュー」の文字の他に王冠のようなイラストがありますが、これはビアホールでケルシュを運ぶ時の「クランツ」という王冠状のお盆をイメージしています。
…とは言っても全然イメージが湧きませんね(笑)
これは現地に行って確認しなければ!!
フリュー「ケルシュ」を飲んでみた感想
苦味 | ★★ |
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酸味 | ★★ |
コク | ★★★ |
香り | ★★★ |
のどごし | ★★★★ |
外観はイエローが強い明るい黄金色です。透明度が高くとても綺麗に映ります。
白い豊かな泡立ちがありますが、持続は短めです。
香りは落ち着いています。
穏やかなフルーツ香が感じられ、バナナ、あんず、マスカットの風味が確認できました。モルトの甘さも控えめに感じられ、ごくわずかな柑橘系のニュアンスもあります。
味わいはまろやかです。
モルトのさっぱりとしたソフトな甘さを感じます。苦味は感じられず、後味に弱い酸味があります。非常に軽快な飲み口で、余韻にわずかにフルーティーな香りが残ります。
とても飲みやすく、クセのない万人受けするビールでした。
引っかかりのない味わいで、軽いフルーティーな風味が心地よいです。これなら何杯でも飲めるのは納得です。ぜひケルシュの本場に行って思う存分このビールを飲み干したくなりました!
軽やかな味わいのビールですのでおつまみはあまり考えなくても良さそうです。強いて言うならケルンでポピュラーなじゃがいも料理と合わせれば雰囲気もGoodでしょう。
ぜひみなさんもお試しを!