Revision Brewing「Whole Lotta Ruckus」アメリカ西海岸と東海岸のエッセンスが混ざり合ったヘイジーIPA
投稿日:2020.04.26
Revision Brewing「Whole Lotta Ruckus」は、柑橘類と松のニュアンス、そしてトロピカルフレーバーが香るニューイングランドIPAスタイルのビールです。
- このビールの特徴
-
- 強い濁り
- さらりとしたジューシーな味わい
- 柑橘とトロピカルフルーツの香り
基本情報
価格 | 1,067円(税込) |
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内容量 | 473ml |
アルコール度数 | 8.0% |
IBU | 40 |
ビアスタイル | ニューイングランドIPA |
国 | アメリカ |
醸造しているRevision Brewingとは?
Revision Brewingは2017年の創業から意欲的なビールを造り続け、数々の賞を獲得している新進気鋭のアメリカ・ネバダ州発のクラフトブルワリーです。
創業者のジェレミー・ウォレン氏は2010年には「Knee Deep Brewing」というブルワリーを立ち上げ、アメリカのIPAブーム最盛期の中、巧みなホップの使い方で多くの人々を熱狂させました。
その後、ジェレミーはKnee Deepの創業メンバーの1人であるジェブ・テイラーと共に新たなブルワリーとしてRevisionをスタートさせました。
これまで培ってきたビールの知識とテクニックに加えて、独創的でチャレンジングなアイディアが詰まった彼らのビールは、創業からわずか1年で数々のタイトルを獲得する快挙を達成しました。
最も得意とするビアスタイルはやはりIPA。
華やかで苦味の効いたウエストコートスタイルから、トロピカルでジューシーなヘイジースタイルなど、ホップのキャラクターを活かした多彩なIPAがリリースされています。
アメリカ国内のみならず、世界中のクラフトビールファンから注目を受けている最長著しいブルワリーのうちの1つです。
ニューイングランドIPAってどんなビアスタイル?
ニューイングランドIPAとは、2017年ごろにアメリカのニューイングランド地方(アメリカ北東部のメイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州の6州を含む地域)で誕生した比較的新しいIPAのスタイルです。
従来のIPAと大きく異なるのは、原料に小麦やオーツを使用するため液色が濁っているのが特徴で、甘みが強くトロピカルジュースのようにフルーティでジューシーな味がします。
ニューイングランドIPAは “濁っている” ことが特徴で、「ヘイジーIPA」と呼ばれることがあるほどです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
コンセプト
Whole Lotta Ruckus(=たくさんの騒ぎ)という名称のこのビールは、Northeast-Styleのトロピカルジューシーなキャラクターと、West Coastの松のようなホップキャラクターがまさにこのビールの中で騒いでいるかのように強烈。
出典:https://www.antenna-america.com/item/RevisionBrewing/B055-031/
2つのキャラクターを存分に楽しむ事が出来る一杯である。
パッケージ
緑・紫・白のぼやけた模様が特徴のパッケージです。
ほわほわっとした印象があり、どこか幻想的な雰囲気を醸し出しています。
Revision Brewing「Whole Lotta Ruckus」を飲んでみた感想
苦味 | ★★ |
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酸味 | ★★ |
コク | ★★★ |
香り | ★★★★★ |
のどごし | ★★★ |
外観は濁りのあるクリームイエローです。
泡立ちはあるが、すぐに消えていきました。
香りはとてもみずみずしいです。
グレープフルーツの果肉を思わせるフレッシュさが特徴的で、続いて松、パイナップル、ベリーなどの香りが続きます。
味わいにもフレッシュさが感じられます。
アタックにジューシーな酸味があります。甘みは穏やかでドライです。
後味にわずかに苦味が感じられ、程よいアルコール感と麦、ホップの香りが余韻に残ります。
ドリンカビリティが高めのヘイジーIPAでした。
柑橘の果肉感が大きな特徴で、全体的に爽やかな印象です。豊かなトロピカルフレーバーもあり、アメリカンホップの華やかな香りがバッチリ感じられます。
ホッピーなビール好きにはマストな1本です!