ウェストマール「トリプル」ベルジャントリペルの原点!華やかでゴージャスな味わいに魅了される
投稿日:2020.03.30
商品概要紹介
ウエストマール「トリプル」は、リッチで華やかな香りと、濃密ながらキレもしっかりとしている味わいが特徴のトラピストビールです。
- 基本データ
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値段:660円(税込)
内容量:330ml
アルコール:9.5%
IBU:-
ビアスタイル:トラピストビール
国:ベルギー
トラピストビールってどんなビアスタイル?
トラピストビールとは、製法や味によって定義されたビアスタイルではなく、カトリック系の一派トラピスト会が承認した修道院内で造られたビールの呼び方になります。
(承認された修道院は世界で11ヶ所だけ、そのうち6ヶ所がベルギーにあります)
そして以下3つの基準をクリアしなければ、トラピストビールと名乗れません。
①トラピスト会修道院の修道士が自ら醸造 or 修道士の監督の元で醸造されたものであること
②修道院の敷地内の醸造所で醸造されていること
③販売は営利目的で行ってはならず、収益は修道院の改修工事などの運営費用に充て、残額は慈善団体に寄付すること
この基準を満たした商品にのみ「Authentic Trappist Product」の文字の入った六角形ロゴマークが印刷されたラベルを使用できます。
トラピストビールの色や味は様々ですが、全体的にアルコール度数が高めであり、「濃厚な味わいと華やかな香り」が特徴です。
醸造しているウェストマールとは?
ウエストマールは修道院として1794年に設立されました。
そして1836年にはトラピスト会派の修道院として、ビール醸造所の建設されます。
もともとは修道院内での食事の際に飲むためにビールは醸造されていましたが、1921年に一般販売を開始し、現在は醸造設備の近代化を進めた高品質なビールづくりを行っています。
ウエストマールは、黄金色のベルジャントリペルの元祖だとされています。
通常のビールよりも原料を多く使うベルジャンストロングビールは、アルコール度数が強まるにつれてビールは濃色になっていくのが主流でした。そんな中でウエストマールは、淡色麦芽を使用した黄金色に輝くトリペルを生み出します。
その淡色トリペルの評判が高かったことから多くの醸造所がそのビールを模倣したため、ウエストマールは「トリペルの母」と呼ばれています。
コンセプト
世界の12ヵ所のトラピスト修道院で造られるビールのひとつ。
出典:https://www.konishi.be/beers#/westmalle-tripel
アントワープ郊外の美しい森に囲まれた修道院で造られる、黄金色のトリプルビール。フルーティーさとホップの苦味の絶妙なバランス、洗練された優雅な味わいが、世界のビール通に絶賛される。
パッケージ
歴史ある伝統的なデザインのパッケージです。
クリーム色をしたひし形のラベルが特徴的で、「トラピスト」の文字がしっかりと確認できます。
ラベルのデザインはシンプルで、その簡素さから歴史の重みを感じ取ることができますね。
ウェストマール「トリプル」を飲んでみた感想
苦味 | ★★★ |
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酸味 | ★★ |
コク | ★★★★★ |
香り | ★★★★★ |
のどごし | ★★ |
- 編集部感想
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外観は少し暗めの黄金色です。非常に鮮やかな色合いをしています。
そして泡立ちがとても良い!こんもりとした泡が高々と出来上がりました。炭酸ガスもふんだんに含まれており、シュワシュワとした音も楽しめます。香りはとても華やかです。
ベルギービール特有のオレンジや青リンゴ、梨のようやフルーツの香りをとても強く感じます。若干のスパイシーなニュアンスと、キャンディーのような甘い香りも感じられました。味わいはリッチです。
しっかりとした甘さを第一印象に感じます。甘みははっきりしているのですが、しっかりとキレる甘味で不思議な感じがあります。酸味や苦味はあまり無く、シリアルのような麦の風味が鼻から抜けていきます。後味にはアルコールのほろ苦さと、お腹が熱くなるような感覚があります。非常にゴージャスなベルギービールでした!
豊かなベルギー酵母の香りと、リッチな甘味。それでいてキレ味が良く、アルコールによる余韻も十分に感じられます。
自分へのご褒美にゆったりと飲むのがおすすめです。ワイングラスやゴブレットなどで飲むと香りや温度変化が楽しめますし、なにより雰囲気が最高になります!ぜひ一度お試しを!
ウェストマール「トリプル」はどこで買える?
Amazon・楽天などのオンラインショップでご購入いただけます。