Omnipollo「Zodiak IPA」とにかく香りがヤバイ!脳がとろけるホップフレーバーなIPA
投稿日:2020.02.21
商品概要紹介
Omnipollo「Zodiak IPA」は、大量のホップの強烈なフルーツフレーバーとドライな味わいが特徴のIPAスタイルのビールです。
- 基本データ
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値段:600円(税抜)
内容量:330ml
アルコール:6.2%
IBU:-
ビアスタイル:IPA
国:スウェーデン
醸造しているOmnipolloとは?
Omnipollo(オムニポロ)は2011年創業のスウェーデンを代表するクラフトブルワリーです。
ビールという在り方を永遠に問い続ける彼らの商品は、世界中のクラフトビールマニア達から熱狂的な支持を集めています。
経営学を学び、ホームブルーイングに熱心だったヘノク・フェンティと、イラストレーター&グラフィックデザイナーのカール・グランディンによってオムニポロは始まりました。
ヘノクはベルギーの醸造所にてビールの多くについてを学び、セオリーに囚われないアイデア溢れるレシピを次々と編み出しました。
カールはヘノクの造るビールと、彼の目指すファッションセンスのあるビールという考え方に惚れ込み、彼らのビールのボトルデザインを手がけることとなります。
ブルワリー名のオムニポロ とは、Omnipotent(全能、完全なる)とPollo(スペイン語でチキン)を組み合わせて名付けられました。
彼らのビールは常識外れのユニークなものばかりです。
シャンパン酵母を使ったセゾンとIPAのハイブリッドスタイルや、マンゴーラッシーゴーゼ、マッドパイインペリアルスタウトなど、驚きと美味しさを私たちに与えてくれます。
彼らのビールのラベルは全てはカールによって独創的なデザインが施され、これによってオムニポロのビールは唯一無二のものとなるのです。
ビールが飲み物以上の存在となることを目指す彼らは、ファッション・デザイン・スタイルなどをビールを通じて体験させることを実現している稀有なクラフトブルワリーと言えます。
IPA(インディア・ペールエール)ってどんなビアスタイル?
インディア・ペールエールは、ホップを大量に使用することで生まれるインパクトのある苦味と香りが最大の特徴のビアスタイルです。
18世紀にイギリスからインドへビールを輸送する際、ビールが腐敗することを防ぐために大量のホップを入れたことがIPAが生まれた背景と言われています。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
コンセプトについて
オムニポロのハウスIPA!
出典:インポーター(AQベボリューション)資料より
シムコー、シトラ、センテニアルの3種のホップを使用したIPA。
パッケージについて
宇宙を思わせるような黒の背景と、緑色のUFO、宇宙人、未知の鉱物などが円形に配置されたデザインとなっています。
なんとも言えない独特な怪しいパッケージですね。
調べてみるとゾディアックという言葉は天文学において黄道帯の十二星座を表すようです。
簡単に言うと、太陽が一年をかけて移動する時に通る十二の星座、と言った感じです。
ということは、オムニポロにとっての12星座がこのパッケージに描かれているのでしょうか…?
世界観が独特すぎてやっぱりよくわかりません(笑)!
Omnipollo「Zodiak IPA」を飲んでみた感想
苦味 | ★★★★ |
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酸味 | ★★ |
コク | ★★★ |
香り | ★★★★★ |
のどごし | ★★★ |
- 編集部感想
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外観はくすんだ黄色です。おそらくヘイジーIPAに分類されそうですが、そこまで濁りはありません。
泡立ちはありますが、持続は弱めです。強烈なトロピカルフレーバーを感じます。
桃やマンゴー、パッションフルーツなどの南国系に加えて、シトラスやモヒートを思わせるような爽やかさも感じられます。
とにかくホップの香りが非常に豊かです!味わいはあっさりながら苦味が効いています。
ホップ樹脂からくる松ヤニのような含み香を強く感じます。口あたりは非常にスムーズです。じわっとしたハーブ様の苦味がありますが、瞬く間に引いていきました。
苦味の裏には控えめな酸味と甘みを感じます。余韻に少しだけ苦味が持続し、豊かなトロピカルな香りがふわっと鼻から抜けていき、アルコール感も後から感じられます。ホップの様々な顔を見ることができるIPAでした!
香りには豊かなフルーツが感じられ、味わいには後切れのいい苦味を感じます。
苦みもわりとしっかり感じられるヘイジーIPAといった印象で、ホップ好きにはたまらないビールです。ぜひみなさんもお試しください!
Omnipollo「Zodiak IPA」はどこで買える?
Omnipolloのビールは流通量が限られています。
お近くのクラフトビール専門店にてお買い求めください。