Omnipollo「Mazarin」ジューシーでドライなキレ味のヘイジーペールエール
投稿日:2020.02.18
商品概要紹介
Omnipollo「Mazarin」は、ホップのトロピカルフレーバーが豊かでドライな味わいのペールエールスタイルのビールです。
- 基本データ
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値段:710円(税抜)
内容量:330ml
アルコール:5.6%
IBU:-
ビアスタイル:ペールエール
国:スウェーデン
醸造しているOmnipolloとは?
Omnipollo(オムニポロ)は2011年創業のスウェーデンを代表するクラフトブルワリーです。
ビールという在り方を永遠に問い続ける彼らの商品は、世界中のクラフトビールマニア達から熱狂的な支持を集めています。
経営学を学び、ホームブルーイングに熱心だったヘノク・フェンティと、イラストレーター&グラフィックデザイナーのカール・グランディンによってオムニポロは始まりました。
ヘノクはベルギーの醸造所にてビールの多くについてを学び、セオリーに囚われないアイデア溢れるレシピを次々と編み出しました。
カールはヘノクの造るビールと、彼の目指すファッションセンスのあるビールという考え方に惚れ込み、彼らのビールのボトルデザインを手がけることとなります。
ブルワリー名のオムニポロ とは、Omnipotent(全能、完全なる)とPollo(スペイン語でチキン)を組み合わせて名付けられました。
彼らのビールは常識外れのユニークなものばかりです。
シャンパン酵母を使ったセゾンとIPAのハイブリッドスタイルや、マンゴーラッシーゴーゼ、マッドパイインペリアルスタウトなど、驚きと美味しさを私たちに与えてくれます。
彼らのビールのラベルは全てはカールによって独創的なデザインが施され、これによってオムニポロのビールは唯一無二のものとなるのです。
ビールが飲み物以上の存在となることを目指す彼らは、ファッション・デザイン・スタイルなどをビールを通じて体験させることを実現している稀有なクラフトブルワリーと言えます。
ペールエールってどんなビアスタイル?
ペールエールは、18世紀にイギリスの代表的なビールとして飲まれていた上面発酵によって醸造されるエールビールの1種です。
ペールとは「淡い」という意味を指し、当時一般的だった黒ビールに比べて淡い色合いをしてい為、相対的にそう呼ばれるようになったそうです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
コンセプトについて
複雑でしっかりした味わいのビールが良いビールとは限らない。
出典:インポーター(AQベボリューション)資料より
そんなオムニポロの思想が散りばめられたエクストラスペシャルペールエール。
パッケージについて
明るい茶色のボトルに、火の付いていないロウソクというとてもシンプルなデザインです。
このシンプルさが逆に異様な雰囲気を醸し出していて、やけに気になってしまいます。
どんなビールなのかも全く想像がつきません…
Omnipollo「Mazarin」を飲んでみた感想
苦味 | ★★★ |
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酸味 | ★★★ |
コク | ★★★ |
香り | ★★★★★ |
のどごし | ★★★ |
- 編集部感想
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外観はしっかりと濁りのある暗いオレンジ色で、透明度はゼロに近いです。
泡立ちはありますが、きめの荒さが目立ちます。香りはホップのジューシーさが際立ちます。
シトラスや松などをはじめ、ブドウ、パッションフルーツ、マンゴー、桃などの多様なフルーツの香りを感じます。味わいはフレッシュでフルーティーながらもドライです。
ひとくち口含むとホップの豊かな含み香を感じます。ジューシーな酸味がありますが、甘みは控えめ。とても味の引きが早く、さっぱりとした印象です。苦味は後味に現れ、少し持続があります。全体的にドライでアルコール感もなく、ドリンカビリティがとても高いです。少し特殊なヘイジーペールエールでした。
ジューシーな感覚はありながらドライで、苦味も後から程よく感じられます。面白い!
きっとホップの使い方をしっかり熟知しているんだろうなぁと感じる味わいでした。
とても複雑ながらフレッシュさも楽しめるレベルの高い一本です!
Omnipollo「Mazarin」はどこで買える?
Omnipolloのビールは流通量が限られています。
お近くのクラフトビール専門店にてお買い求めください。