胎内高原ビール「シトラヴァイツェン」柑橘の香りと強い苦みのヴァイツェン
投稿日:2019.12.25
商品概要紹介
「シトラヴァイツェン」は新潟県胎内(たいない)市にある胎内高原ビールが作るクラフトビールです。
シトラホップ単一での醸造を行い、ヴァイツェン特有の甘い香りと小麦の独特な味わいと対照的に、シトラホップの柑橘の香りと苦味が特徴的なビールです。
- 基本データ
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値段:1本あたり550円(税込)
内容量:330ml
アルコール:5%
IBU:24.6
ビアスタイル:ヴァイツェン
国:日本(新潟県)
醸造している胎内高原ビールとは?
新潟県の北部に位置し、山形県とも接している胎内市(たいない)にあるクラフトビール醸造所です。合併してでできた胎内市の旧黒川村がドイツからブラウマイスター(ビール作りにおける職人)を招き醸造所を始めました。
飯豊朝日連峰から流れ出る豊かな天然水、麦芽とホップ等の選りすぐった材料を使用し伝統製法に則ったビール造りが行われております。
「新潟らしいクラフトビールを世界へ」のコンセプトで、お米を原料にしたジャパニーズスタイルのビールを作っていることで知られているブルワリーです。
主なラインナップはピルスナー、アルト、ヴァイツェン、シトラヴァイツェン、地元胎内産のコシヒカリを使用した吟米IPA、吟米ホワイトなど。
ヴァイツェンってどんなビアスタイル?
「ヴァイツェン」とは、ドイツ語で「小麦」を意味します。
南ドイツのバイエルン地方で昔から作られている伝統的なビールスタイルで、酵母がもたらすフルーティーでバナナのような香りが特徴です。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
胎内高原ビール「シトラヴァイツェン」のコンセプト・パッケージについて
コンセプト
アメリカ産柑橘系シトラホップを単一で通常の約3.5倍の量を投入することによって生まれた柑橘系の爽やかな香りと苦味。
出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/tainaibeer/citraweizen1.html
飲み口はフルーティーなのに、喉を通った後にくるシトラホップの香りと苦味をしっかり楽しんでいただけるビールです。
パッケージ
シトラホップの柑橘の爽やかな香りと、ホップの苦味、自然豊かな胎内高原を連想させる若草色に、大きく書かれた「TAINAI KOGEN」の文字。そして山、川、建物のイラストが印象的です。
このイラストはおそらく醸造所の遠景、飯豊朝日連峰から流れ出る水をイラスト化したものと思われます。
シトラホップの爽やかな苦みを連想できる若草色に目を引かれ、醸造所の情景が想像できる素晴らしいパッケージだと感じました。
胎内高原ビール「シトラヴァイツェン」を飲んでみた感想
苦味 | ★★★★ |
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酸味 | ★★ |
コク | ★★★ |
香り | ★★★★★ |
のどごし | ★★ |
- 編集部感想
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このビールを一言で表すならば「柑橘系の香りが楽しめてかつしっかり苦味のするヴァイツェン」といった感じです。
本来ヴァイツェンは小麦・バナナ・桃のような香りと甘みを感じられるビアスタイルですが、この「シトラヴァイツェン」はヴァイツェンからは連想できない爽やかな香りとガツンとくる苦みがして驚きました。
ですが、そこにちゃんとヴァイツェンらしい甘みと香りがかけ合わさってこれがとっても美味しい!小麦やフルーツの甘い味わいにシトラホップ特有の柑橘系の爽やかさとしっかりとした苦味が見事に合わさって、まさに絶品です。胎内高原ビールの醸造所にはかつて併設していたビアレストランがあったのですが、筆者がそこへ出掛けたときに人生初の「シトラヴァイツェン」を飲みました。
そのときあまりの美味しさに「美味いっ!」と、多くの人が飲食する店内であるにも関わらず声が出てしまったほどにまさに絶品でした。顔がニヤけてしまうほどのビール体験でした。あまりの感動に、胎内高原ビールで醸造を行っているスタッフさんに思わずシトラヴァイツェンについて尋ねてみると、下記のような回答を頂くことができました。
「ヴァイツェンなので基本的なスペックではあるのですが、小麦麦芽50%以上使用しています。特徴としては仕込み段階からシトラホップシングルで使用して、ドライホッピングもシトラホップシングルで行っています」
なるほど、ヴァイツェンとしての小麦の特徴をしっかりおさえつつ、シトラホップをふんだんに用いるため、甘み・苦味・爽やかさがかけ合わさった新しいビールが生まれるわけですね!
筆者の大好きなビールの1つであり、おすすめしたいビールです。是非ご賞味ください!
胎内高原ビール「シトラヴァイツェン」はどこで買える?
醸造所直営の公式オンラインショップの他、楽天などでもご購入いただけます。
胎内高原ビール シトラヴァイツェン 購入ページ