「Innovative Brewer SORACHI1984 AMARILLO」アマリロホップ主体のオレンジ香る甘美な味わい。

更新日：2019.09.03 / 投稿日：2019.08.22

商品概要紹介

Innovative Brewer SORACHI1984 Another Story AMARILLOは、サッポロビールのInovative Brewerブランドから発売されている「SORACHI1984」の派生商品です。

ソラチエースの再発見者、「ダレン・ガメシュ」氏のホップ畑で最初に発見されたホップであるアマリロをメインに使ったゴールデンエールスタイルのビールです。

Amazon限定ブランド商品として販売されております。

サッポロビール、もはや知らない人はいないであろう日本の大手ビールメーカーです。
1876年（明治9年）に、政府の開拓使が北海道札幌市に札幌麦酒醸造所を設立し、そこで造られた「冷製サッポロビール」が現社名の由来とされています。

開拓使麦酒醸造所設立以来、モノ造りへの想いや信念を忘れず将来に伝え、全ての企業活動を通して、新しい楽しさや豊かさをお客様に発見していただけることをモットーに、日々の商品開発に努めています。

ゴールデンエールは、イギリスが発祥地のエール系のビアスタイルです。

ペールエールと比較すると、よりスッキリとした味わいです。

イギリス産のホップを使用したイングリッシュスタイルと、アメリカ産ホップを使用したアメリカンスタイルに分けられ、イングリッシュスタイルは紅茶や刈り草のような香り、アメリカンスタイルは柑橘を思わせる香りが特徴です。

ソラチエースにつながるもうひとつの物語

すでに発売されている「SORACH1984」を踏襲したデザインですが、ところどころ変わっている点があります。

缶には横の縞模様が付いています。
薄いベージュかオレンジのような色と白のボーダー柄のデザインをしており、アマリロホップの特徴的な香りであるオレンジをイメージしているのでしょうか？

缶の下部に描かれている建物は、ダレン・ガメシュ氏のひいおじいさんが建てたホップのプレス工場だそうです。

編集部感想

ゴールデンエールにオレンジを足した様な鮮やかな色合いをしています。なんとなく外観からジューシーさを感じてしまいました。

ホップはアマリロ主体にソラチエース一部使用とのことです。
香りを嗅ぐとオレンジ、モルトの主張を強く感じました。温度上がってくるとソラチエースの紅茶やヒノキ、ハーブの香りも出てきます。

いざひと口含むと、モルトの甘さとオレンジの香りが合わさってマーマレードのような風味を感じました。その後には香ばしさと苦味が伴ったような酸味が現れます。旨味も若干感じられ唾液がじわりと出ます。味わいはすっと引きますが、ホップのフレーバーは長続きします。

爽やかさだけでなく、落ち着いた深みのある味わいを感じるビールでした。
アマリロの柑橘とソラチエースのエキゾチックな香りが混ざり合うとこうなるんですね。
秋の夜長に語らいながらゆっくり飲みたくなる一本です。

Amazon限定での発売となっております。

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この記事を書いた人: CRAFT BEER TIMES 編集部; @craftbeertimes7; クラフトビール情報をお届けするWEBメディア「CRAFT BEER TIMES」の編集部